体重計

体重測定用にデジタルスケールとタッパーがあればいいですね。週に一度程度、体重をチェックをするとよいかと思います。

床材・巣材

ウッドチップにアレルギーがなければ比較的安価に使用できるでしょう。巣材も兼用します。ティッシュペーパーなど、頬袋に張り付いてしまうものや口内で詰まる素材は絶対に避けて下さい。大きな事故となりかねません。
ラップやトイレットペーパーの芯を入れておくと、巣箱代わりの別荘にする個体もいます。ただ捨てるよりも試しに入れてみましょう。喜んでもらえるかもしれません。

飼育用品

ハムスターケージ

飼育用品で必要になるのは主にケージと、ケージ内に置くものです。
ケージは金網タイプと水槽タイプに分けられますが、プラスチック(アクリル)製水槽タイプをお勧めします。金網タイプは風通しがよいのですが、音が漏れやすいのと、容易によじ登ってしまい脱走しやすく、また、金網をかじってしまうので、これらが困難な水槽タイプが良いでしょう。かじりすぎると歯が変形してしまいます。

回し車

回し車で走るハムスター

単品で市場に出回っているもののほとんどが静かなボールベアリング使用のサイレントホイールです。あとはハムスターの体格に合わせた大きさのものを購入するのが良いでしょう。暗くなった夜中に元気に走りますので、睡眠が必要な人間と同居できるよう、用意したほうが良いと思います。

習性や特徴と「しつけ」

どのハムスターにも言えますが、慣れていないと攻撃を受けるでしょう。手指の匂いを覚えてもらい、危害を与えない存在だと認識してもらうことが大切です。実際にお迎えしてから数日はケージの中に慣れる時間だと割り切って、静かに見守ることも大事だと思います。
そもそもハムスターは慣れる程度までです。いわゆる「しつけ」はできないと考えて下さい。

トイレ用砂場

砂がこぼれにくい形状のものを選びましょう。トイレ用砂場も天井が低く、狭い所が良いかと思います。

巣箱

体格に合ったものを設置しましょう。ハムスターは狭い所を好むため、屋根も必要です。木製のものがかじることができるので良いでしょう

お散歩は必要?

散歩といっても部屋の中ですが。慣れてくると「外に出せ」アピールをする子もいるかと思います。野生ハムスターのテリトリーはケージの中とは比べ物にならないくらい大きいのです。
散歩させなくても問題ありません(そのための回し車です)が、あえて散歩させるのであれば、隠れ場所を段ボールなどを使って作りつつ、隙間はふさぎ、電源コード類は撤去しておいて、限られた範囲を歩かせてテリトリーの見回りをさせるのがいいかと思います。
散歩グッズとして販売されている、ハムスター用のハーネスや、中に入れて転がるハムスターボールは必要ありません。逆に猛烈なストレスになりますので気をつけてください。あくまでお散歩の主目的はテリトリーの見回りです。

餌入れ

陶器製の少し深いものであれば、気に入ったデザインのもので良いでしょう。軽いと穴掘りの最中にひっくり返してしまいます。ハムスターは意外と力がありますよ。

走るハムスター

夜行性なので、暗くなると一層、元気に走っている音が聞こえるでしょう。ケージのセットについてくる回し車は発生する音が大きいので、ボールベアリングを使ったサイレントホイールを用意したほうがいいかと思います。比較的、安価に入手できるでしょう。